こちらの記事は一般の方からのネットワークビジネス体験談の寄稿記事になります
ヒロ
外資系MLMティエンズの勧誘を受けかけたときの話です。
旧友との久々の食事会から
数年ぶりに幼馴染達と食事会をしました。
連絡頻度の高い人が企画してくれたものに行ったので中には中学卒業以来に会うレベルで久しぶりに会った奴もいました。
僕がそうであるようにみんな久しぶりすぎて「今なんの仕事してるの?」とか「彼女いるの?」とか質問大会でした。
その時の私はフリーターをしながら人脈を生かし、独立を目指して不動産関係の仲介業をしておりました。
なかなか上手くいかないことばかりだがやりがいがありましたし、自由気ままだったので充実しておりました。
彼女はいませんでしたが笑
男オンリーだったのでむさ苦しくも馬鹿馬鹿しい話で笑いの絶えない飲み会となりました。
また集まれるようにと連絡先を知らない人とは番号交換をして、LINEでグループを作って全員参加したりしました。
数日後に中学卒業以来に会ったAくんから連絡がありました。
「この前の飲み会は楽しかったね!ところであんまりちゃんと話ができなくて失礼だったなと思ったんだけど独立とか興味あるの!?今度そういう話しない!??」
となぜかハイテンション。
Aくんとは小学校と中学校が一緒で、中学時代では部活が一緒でした。
それなりにはAくんのことを知っているつもりだったが彼はこんなアグレッシブでハキハキした人ではなかったはず。。。と疑問に思いながらも誘われたのは嬉しかったので二人で飲みに行くことにしました。
ハイテンションのAくんと2人で飲みに行くことに
行くとビックリ。なぜかシャツ、ジャケット、スラックス的なパンツでビシッと決めてきましたと言わんばかりの彼がいました。
なぜにビジネスカジュアル。。。?
今9月中旬よ?残暑よ?暑くない?この前あなたヨレヨレのロンT来てたじゃないの。。。と思ったのですがあえて突っ込まずに
「悪い。待たせた?」とクールに切り込んでみた。
彼はデコをハンカチで拭いながら「いやー!全っ然!」と爽やかにニコッと笑い答えました。
そして「いやー!この前はごめんね!なんか失礼な対応になっちゃって!」と言い出したので「え、何が?」と聞くと、
「あ!ほら!独立したいとかなんかそういう話してたじゃん!?それなのにじっくり話しできなくてさ!でもみんながいる場だったからそういう話しできないじゃん!!?」
とハイテンションで教えてくれた。
飲み会の時の軽い会話をそんなに受け止めてくれなくても良かったのだがよくわからないテンションだったのでとりあえず合わせて「あ、そうだよね」とだけ軽く返しました。
外資系MLMのティエンズをやっていたAくん
Aくんも何か取り組んでて同士を見つけてテンションが突き抜けてしまったのかなと思い、「Aくんも何かしてるの?」と聞いてみたところ「外資系企業の代理店を副業で始めたよ!」とハツラツとした感じで教えてくれました。
いちいち声と笑顔と爽やかさが眩しい彼である。。。
「今日本に入って間がないティエンズって会社なんだけど知らないよね!???」と聞かれ
「あ、うん。知らない」と答えると間髪入れずに「だよね〜!だからチャンスなんだよね〜!!!!」と鼻高々なAくん。
都合よく登場するアップラインのBさん
少し面倒になってしまったので「ま、お互い頑張ろうね」とその話を終わらせて話題をすり替えようとした瞬間、「あれ???Aくん???奇遇だね〜〜〜!」と見知らぬ男が登場。
「知り合い?」とAくんに確認すると「知り合いっていうか〜!今話してたティエンズって会社の偉いさん!大成功されていてすっごい人なんだよ!!!紹介するよ!!!」
とBさんを紹介されました。
なんでも、月収が何百万円もある凄い人だそうだ。。。
びっくりするくらいその辺にいるおっさんか、それ以下の雰囲気出てますけど。。。
と思ったがクールに「そうなんですね。凄いですね。」とあしらう。
「まぁ普通に生活してたら出会うことのできないレベルの大成功者さんだからびっくりするよね!!!!?やばくない!!!!?」とAくんはスーパーハイテンションへと昇華した。
それ以降はその会社の凄さや商品の凄さ、あの商品が今売れている、成功したから優雅に過ごしている、芸能人の知り合いがいるなどというBさんの自慢を聞いて、その都度「やばいっすね!!!!な!!!!?やばくない!!!!?やばいだろ!!!!?」を連呼するAくん。
「やばいのはオメェだよ」と危うく心のナイフが炸裂してしまいそうだったが、「うん。そうだね」とクールにあしらう。
本格的にティエンズに勧誘される前に引き上げる
次の予定もあったので話を終わらせようと「予定あるからそろそろ行くわ。」と切り込む。
「え、Bさんと会えるとかマジで奇跡的だよ!!!もったいないよ!!!?」と慌てふためくAくん。
「あ、でも予定あるから。Bさんも貴重な話ありがとうざいました。」と後にしようとした瞬間。
「いやいやだめだから!まだまだ話したいことあるから!!!」と言いながら勧誘用の資料をどっさり机に出すAくん。
「あ、でも予定あるから。また今度ね。」とクールにあしらう。
「Bさんいるのにどうすんの!!!?」と今日一のスーパーなハイテンションで騒ぐAくん。
いやいや知らんがなと心のナイフを切り出しそうになりながらも
「大丈夫。Bさんたまたま居合わせただけだから。」とクールにあしらう。
きっと勧誘するために偶然を装って登場してもらったのだろう。。。
1時間半くらい登場を待たせてごめんよ。。。
どこで様子を伺ってたの。。。?お疲れBさん。。。
と心の中で囁き席を立ち
「あの〜要らぬ世話かもしれないのですが。。。自慢話するならシミだらけのシャツと止まった時計するのはやめたほうが良いと思いますよ。。。」とBさんに優しく教えてあげて帰りました。
管理人からの一言
管理人
典型的な迷惑なMLMの勧誘って感じですね。偶然を装ってBさん(アップライン)が登場してますが、いきなり知らない人が出てくるのってホントにストレスですよね。
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