こちらの記事は一般の方からのリアルネットワークビジネス体験談の寄稿記事になります
プルタブ
昔、ナチュラリープラスというMLMの勧誘をされ、胡散臭いセミナーを受けました。
儲かる水ビジネスの話に誘われて
2012年当時の話です。
ある日、喫茶店を営んでいる友人から
おもしろい話があるから、今度一緒に話を聞きにいかないか
と誘われました。
提案された日時がちょうど都合のいい時間だったので、二つ返事で気軽にOKしたのが、友人との亀裂の始まりでした。
おもしろい話を聞ける場所は、
福岡市の繁華街である天神地区の立派な商業ビルでした。
会場には100人くらいの人がいて、40代以上の女性が大半。
夫婦で来ているカップルが何組かいたのが印象的でした。
我々のような40代前後の男性はほとんどいませんでした。
入場前、友人に「いったい何の話が聞けるのか」と聞いてみると
儲かる水ビジネスの話だと聞かされました。
ナチュラリープラスの胡散臭い商品の話
その儲かる水というのが、ナチュラリープラスがネットワークビジネス方式で販売している「イズミオ」という水素水でした。
会場では「イズミオ」以外にも「スーパー・ルテイン」というサプリメントの話もありました。
でも話を聞いていくうちに、その胡散臭さに嫌気がさしてきました。
というのも、「イズミオ」を飲むと肌荒れがなくなったりダイエット効果も期待できたりと、例外なしに「飲んだら健康になる」「飲んだら効果がある」みたいな感じで話が進んでいったからです。
そのくらいならまだいいのですが、「スーパー・ルテイン」というサプリの話はさらに耳を疑うモノでした。
「スーパー・ルテイン」を飲み続けていたら、失った視力が回復したとかガンが治ったなんていう信じがたい事例まで出てきたんです。
友人は隣で感心しながら聞いていましたが、自分はその時点で「嘘くさい」と感じました。
国会議員から応援されている会社アピール
そんな気持ちがさらに深まったのは、
「イズミオ」や「スーパー・ルテイン」の商品価値を高めるために権威付けをしてきたからです。
どんな権威付けだったかというと、
ナチュラリープラスという会社は国会議員からも応援してもらっている会社であるという印象を与えるトピックスの吹聴でした。
具体的には、過去にやったナチュラリープラスのイベントなどで、国会議員が講演しているスライド画像を流していました。
そこで講演していた国会議員は、当時の民主党の中でも有名な衆議院議員でした。
自分としてはこれだけ「胡散臭さ」を並べられると、とてもじゃないけど信用出来る要素はありませんでした。
商品を「買う側」にはなりたくないし、「売る側」になんてなおさらなりたくないと思いました。
けれど、友人はすぐにナチュラリープラスの会員となりました。
セミナー修了後に話していた女性が友人を誘った「上の階層の人」だったように見受けられました。
なぜそう見えたのかというと、
僕も彼女から「あなたの大切なお友達を助けると思って」といった感じで勧誘を受けたからです。
その場は丁重にお断りして事なきを得ました。
ただ、その後、友人からもしつこく勧誘されました。
日を改め、何度もです。
しかし、気持ちは変わらず、むしろ疎遠になっていきました。
「あなたのため」という常套句
ネットワークビジネス全般に言えるかどうかはわかりませんが、彼らが勧誘してくる上での「常套句」があります。
それが「あなたのため」という言葉です。
「あなたのため」を思って言っている。
「あなたのため」になるからすすめている。
彼らは、やたら「あなたのため」と恩着せがましく誘ってくるのです。
でも断ると、
「あなたのコトを思っている私の気持ちに泥を塗るのか」的な感じでさらに断りづらくしてくるのです。
きっと友人もいろんなところでそうしていたのでしょう。
彼に勧誘されて迷惑している人からの相談もたくさん受けましたから。
でもその頃には疎遠になっていたので、何のチカラにもなってあげることはできませんでした。
友人と疎遠になってから約3年。
彼が営んでいた喫茶店の前を通りがかったとき、店は都合により閉店していました。
管理人からの一言
pika
美容健康系の商品を扱う会社のネットワーカーはよくオーバートークをしますが、それって薬事法違反ですよね。
コメントを残す